本 要約
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【コトラーのマーケティング・コンセプト】ビジネスパーソンおすすめのマーケティングの基本|要約・書評

コトラーのマーケティング・コンセプト フィリップ・コトラー
沖縄リーマンライフ
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コトラーのマーケティング・コンセプトの表紙

お疲れ様です。沖縄リーマンライフです。

今回ご紹介するのは、フィリップ・コトラーさんの【コトラーのマーケティング・コンセプト】です。

フィリップ・コトラーさんと言えば近代マーケティングの父と称される方ですよね。

この本では、ビジネスパーソンがぜひとも理解しておくべき80の最重要マーケティング・コンセプトを取り上げ解説されています。

読みたい項目を簡単に検索でき、項目ごとが独立しているので拾い読みができるように構成されています。

本書でも語られていますが、押さえるべき点を押さえ、且つ手軽で、実務家にとって示唆に富むマーケティング書です。

こんな方にぜひ読んでほしいおすすめの一冊です。

  • 多忙な中マーケティングの主要コンセプトと原則だけは理解しておきたい経営幹部の方
  • マーケティングの主要コンセプトを学び直したい管理者の方
  • マーケティングの考え方を整理したい・学びたいマーケターの方
この記事を書いた人
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【概要】「コトラーのマーケティング・コンセプト」

本の概要イメージ画像

フィリップ・コトラーさんの「コトラーのマーケティング・コンセプト」ってどんな本?

「コトラーのマーケティング・コンセプト」は2003年5月15日に発売された書籍です。

全254ページの本なので、5時間程度で読み終えられます。

1日1時間の読書習慣をつくると、1週間で無理なく読み切れますね。

著者のフィリップ・コトラーさんってどんな人?

フィリップ・コトラー(Philip Kotler)

  • 近代マーケティングの父と称されるアメリカの経営学者。
  • 世界有数のマーケティング・プログラムとして名高いノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院の教授。
  • IBM、ゼネラル・エレクトリック、バンク・オブ・アメリカといったリーディングカンパニーのコンサルタントも務める。

「コトラーのマーケティング・コンセプト」の目次

  • まえがき
  • 序文
  • Advertising 広告
  • Brands ブランド
  • Business-to-Business Marketing B2Bマーケティング
  • Change 変化
  • Communication and Promotion コミュニケーションとプロモーション
  • Companies 企業
  • Competitive Advantage 競争優位
  • Competitor 競合他社
  • Consultants コンサルタント
  • Corporate Branding コーポレート・ブランディング
  • Creativity 創造性
  • Customer Needs 顧客ニーズ
  • Customer Orientation 顧客志向
  • Customer Relationship Management カスタマー・リレーションシップ・マネジメント
  • Customers 顧客
  • Customer Satisfaction 顧客満足
  • Database Marketing データベース・マーケティング
  • Design デザイン
  • Differentiation 差別化
  • Direct Mail ダイレクトメール
  • Distribution and Channels 流通とチャネル
  • Employees 社員
  • Entrepreneurship 起業家精神
  • Experiential Marketing 経験マーケティング
  • Financial Marketing 財務マーケティング
  • Focusing and Niching 集中とニッチ
  • Forecasting and the Future 将来予測
  • Goals and Objectives 目標と目的
  • Growth Strategies 成長戦略
  • Guarantees 保証
  • Image and Emotional Marketing イメージと感情のマーケティング
  • Implementation and Control 実践とコントロール
  • Information and Analytics 情報と情報分析
  • Innovation イノベーション
  • Intangible Assets 無形資産
  • International Marketing 国際マーケティング
  • Internet and E-Business インターネットとEビジネス
  • Leadership リーダーシップ
  • Loyalty ロイヤルティ
  • Management マネジメント
  • Marketing Assets and Resources マーケティング資産とマーケティング資源
  • Marketing Department Interfaces マーケティング部門と他部門との関係
  • Marketing Ethics マーケティング倫理
  • Marketing Mix マーケティング・ミックス
  • Marketing Plans マーケティング計画
  • Marketing Research マーケティング・リサーチ
  • Marketing Roles and Skills マーケティングの役割とスキル
  • Markets 市場
  • Media 媒体
  • Mission ミッション
  • New Product Development 新製品開発
  • Opportunity 機会
  • Organization 組織
  • Outsourcing アウトソーシング
  • Performance Measurement 業績評価
  • Positioning ポジショニング
  • Price 価格
  • Products 製品
  • Profits 利益
  • Public Relations パブリック・リレーションズ
  • Quality 品質
  • Recession Marketing 景気後退期のマーケティング
  • Relationship Marketing リレーションシップ・マーケティング
  • Retailers and Vendors 小売業者とベンダー
  • Sakes Force セールス・フォース
  • Sales Promotion 販売促進
  • Segmentation 市場細分化
  • Selling 販売
  • Service サービス
  • Sponsorship スポンサーシップ
  • Strategy 戦略
  • Success and Failure 成功と失敗
  • Suppliers 供給業者
  • Target Market 標的市場
  • Technology テクノロジー
  • Telemarketing and Call Centers テレマーケティングとコールセンター
  • Trends in Marketing Thinking and Practice マーケティングの考え方と実践のトレンド
  • Value 価値
  • Word of Mouth クチコミ
  • Zest 熱意
  • あとがき
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学び・気づき

学び、気づきのイメージ画像

新規事業の創出や既存事業のグロースハックを学ぶとき、よく次のような言葉が出てきます。

  • 顧客起点
  • 顧客志向
  • 顧客は誰で、何に困っているのか、など

コトラーのマーケティング・コンセプトでも、

「マーケティングとは、充足されていないニーズや欲求を突きとめ、その重要性と潜在的な収益性を明確化・評価し、組織が最も貢献できる標的市場を選択したうえで、当該市場に最適な製品、サービス、プログラムを決定し、組織の全成員に顧客志向、顧客奉仕の姿勢を求めるビジネス上の機能である。」

と定義されています。

こうした理論や考え方に触れていざ自分の業務と対峙したときに、完全にマッチした具体的な成功法まで語られていないので、どうしたらいいか結局わからないといった悩みも出てくるかと思います。

一方、多種多様なケースに合う細やかな成功法を語るのは難しいので仕方がない面もありますよね。

ですが、ここでも共通するうまくいかないケースが見えます。つまり、これを行動として避けようということです。

それは、

  • 顧客の解像度が低い
  • アイデアは良かったが顧客不在だった
  • 実際にはお金を払っていただける顧客はいなかった

後から顧客志向ではなかったことに気づくことです。

コトラーさんは、組織の全成員が顧客志向・奉仕の姿勢を求めると強く述べられています。

組織、会社単位(=マーケティング部門の方だけではなく製造や人事・財務部門も)の話だけでなく、個人単位の新しい施策提案や社内起業でも同じであると感じます。

  • どうしてもまだまだ空想の域を出ないのに
  • 実際に顧客がいるか確かめられていないのに(実際はちょっと何人かに聞いてみるだけでも進展するのに)

筋が良く思えて顧客不在のまま進めてしまうことがあるのではないでしょうか。

様々な書籍で顧客志向を述べられているので、(顧客不在だったことで失敗したとも)

少しでもいいので実際の人に聞いてみて、小さくても正しく進めていくことで、

その後の結果に違いを生むことができるのではないかと改めて感じました。

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【要約・書評まとめ】コトラーのマーケティング・コンセプトを読み終えた感想

この記事では【コトラーのマーケティング・コンセプト】ビジネスパーソンおすすめのマーケティングの基本|要約・書評について書いてきました。

マーケティングで押さえておきたい項目が、80に渡って網羅的にまとめられています。

若手の方がマーケティング志向でこれから業務に臨みたい場合や、管理職の方が改めて振り返るなど、実務に活きる思考や示唆を本書から得られます。

また、デスクに本書を置いておいて、気になるタイミングで辞書のように確認するのにも使いやすいように整理されています。

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  • マーケティングの主要コンセプトを学び直したい管理者の方
  • マーケティングの考え方を整理したい・学びたいマーケターの方

ぜひご一読を!

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