スバル【レガシィアウトバック】新型(BT)|おすすめSUVをオーナーレビュー
お疲れ様です。沖縄リーマンライフです。
今回ご紹介するのは、スバルのレガシィアウトバック(BT)です。
- スバルは走りが良いよ
- スバルは安全だよ
- スバルは車好きな人が乗っているから間違いないよ
- レガシィは良い車だよ
なんて聞いたりしたものの、実際のところどんな車なんだろうと気になりますよね。
新しい車選びを始めると、SUVやミニバンなどボディタイプで迷ったり、メーカーや車種もたくさんあって、どれが良いのかなかなか決められないと思います。
そこで今回は、あまり街中で見ないけど、良いと噂の国産高級SUV「レガシィアウトバック」について、オーナーの私がわかりやすく解説していきます。
この記事では、前半でレガシィアウトバックのグレード構成やスペックなどの概要を、後半でおすすめポイントを紹介します。
尚、2025年3月31日をもって「レガシィアウトバックの販売終了」が発表され、同時に「30周年特別仕様車」も登場しました。
詳細についてはこちらの記事でまとめています。ぜひご覧ください。
レガシィアウトバックはこんな方におすすめ
- 安全性を大事にしたい方
- SUVが好きな方
- アウトドアにぴったりな車が欲しい方
- 荷物が積める車が欲しい方
- 上質な乗り心地を求める方
「スバル レガシィアウトバック」ってどんな車?
スバル車のフラッグシップモデル。
スバルと言えばレガシィというくらいファンからは支持を集めています。
かつて、日常からアウトドアまで使い勝手が良くて、スポーティでかっこいいステーションワゴンのブームをつくった名車で知られていますね。
現在はワゴンとSUVを掛け合わせたクロスオーバーSUVのレガシィアウトバックのみのラインナップです。
日本ではセダンがなくなり、ステーションワゴンは別車種のレヴォーグとして生まれ変わっています。
スペック
次に、レガシィアウトバックのボディサイズやエンジン・燃費性能を見ていきましょう。
サイズ
車種 | レガシィアウトバック | ハリアー |
全長(mm) | 4,870 | 4,740 |
全幅(mm) | 1,875 | 1,855 |
全高(mm) | 1,670~1,675 | 1,660 |
最小回転半径(m) | 5.5 | 5.5~5.7 |
最低地上高(mm) | 213 | 190~195 |
人気SUVの代表格であるトヨタのハリアーと比較すると、おおよそサイズ感は近いですが、レガシィアウトバックの方が長さや幅が少し大きいです。
<補足>
最小回転半径:取り回し、小回りの良さ。数字が小さい方がUターンなどがしやすい。
最低地上高:車体の一番低いところと地面との距離。高い方が、段差を越えたり、悪路を走るときに安心。
この2つを見てみると、レガシィアウトバックはハリアーより大柄ではあるものの、最小回転半径は同等で小回りが利かないということもないですね。
また、最低地上高が高いのが特徴的で、ハリアーよりアウトドアを意識したつくりです。
日々の段差はもちろん、キャンプ場などのボコボコした敷地や、荒れた路面を走るときにも安心ですね。
エンジン
エンジンは1.8Lターボのガソリン車のみで、ハイブリッドやEVの設定はないです。
スペックとしては以下の数値。
- 最高出力:130kW(177PS)/5,200-5,600rpm
- 最大トルク:300N・m(30.6kgf・m)/1,600-3,600rpm
出力やトルクを見てもよくわからない面もありますので、簡単にまとめると、
低回転域(1,600回転~)から高いトルク(300N・m)を発揮するので、日常でとても快適でスムーズな走りを実現してくれます。
よく300馬力あってパワフルでアクセルを軽く踏むだけで良い!といった、出力の数字が大きい方がストレスなくパワーを発揮してくれそうという印象があります。
実際は、日常域での実用性能や体感は、出力より最大トルクと発生回転数をご覧いただくのが良いです。
燃費
- 13.0km/L(WLTCモード)
実際、街乗りがメインですと10km/Lは下回りますので燃費は良くないです。
ここは車選びで重要なところで、自分が何を大切にしたいかで考えは変わってきます。
例えば、燃費は他車と比較して良くないですが、水平対向エンジンという特徴あるエンジンにこだわっています。
- 振動が少なく気持ちいいエンジンフィール
- 低重心、重いものが低いところにあることで走行安定性がある
- エンジン自体の高さが低く、仮に衝突してもエンジンがフロアの下にもぐりこみやすい=乗員を守る構造
などメリットがあります。
車やメーカーごとに得意・不得意がありますので、大事にしたいポイントを整理しながら、それを実現してくれる車を選んでいきたいですね。
グレード構成
レガシィアウトバックのグレード構成は3つです。
- Limited EX(リミテッド)|440万円~(税込)
- X-BREAK EX(エックスブレイク)|425.7万円~(税込)
- Active×Black(アクティブブラック:特別仕様車)|451万円~(税込)
車自体のスペックや価格に差はあまりなく、デザインや機能の特徴でグレード毎に分かれています。
Limited EX(リミテッド)|440万円~(税込)
出典:スバル公式HP|https://www.subaru.co.jp/media/index.html
本革シートがオプションで選べる点や、メッキが施された外装で高級感があり都会的な印象を与えます。
ルールレールは標準装備でベースとなるバーも内蔵されています。上に荷物を積むための土台が展開できるようになっているので便利ですね。
出典:スバル公式HP|https://www.subaru.co.jp/media/index.html
本革シートはオプションで、黒色と茶色で選択可能です。
装着すると、
- シートベンチレーション(蒸れを防ぐ)
- 座面が伸びる機能(太ももの裏が楽)
が同時に備わります。これはかなりポイントの高い快適装備です!
X-BREAK EX(エックスブレイク)|425.7万円~(税込)
出典:スバル公式HP|https://www.subaru.co.jp/media/index.html
黒で引き締まった外観で、シートは撥水仕様です。
ルーフレールはリミテッドとは異なり耐荷重性があるものになっています。こちらはベースのバーは内蔵されておらず、上に荷物を載せたい方は土台のベースを別途用意する必要があります。
悪路走破性を高める機能としてX-MODEという走行モードがあり、リミテッドは1段階なのに対してXブレイクは2段階あり、より強化されています。
通常よりも深い雪や泥からも脱出できたり、安定して走行できるような仕組みになっています。
Active×Black(アクティブブラック:特別仕様車)|451万円~(税込)
出典:スバル公式HP|https://www.subaru.co.jp/media/index.html
- ルーフレールはリミテッド仕様
- 外観はXブレイクと同様に黒で引き締まったもの
- シートは撥水シートですが、Xブレイクのグレー色とは異なり内装全体を含め黒色で統一
リミテッドとXブレイクを掛け合わせたような装備内容で、内外装も黒で引き締めています。
ホイールはアクティブブラック専用のカラーリングです。
レガシィアウトバックのおすすめポイント
圧倒的な安全性能
座って実感、驚きの視界の良さ
まず運転席に座ってびっくりするのが、視界が開けていることです。
- フロントガラスの支柱(Aピラー)が視界を遮らないように細く視界良く配置されていること
- ドアミラーで死角になる箇所には三角窓があり目視でよく見えること
- 後ろの窓も大きく取られ、後方視界も良好なこと
などが言えます。
デザインを重視した場合、シャープな印象を演出するために窓が小さく取られていることもあります。
スバルの車は、安全を優先する考えが前提にあるので、デザインだけで決めるのではなく、一度視界の良さを確かめられることをオススメします。
また、よく見えることは短時間での安全を確保するだけでなく、長時間のドライブでストレスが減り、疲れにくいです。
運転の疲れが減って、移動先で元気がある、家に帰ってからも体力があることは何にも代えがたいですよね。
視認性向上、運転ストレス軽減に役立つアイテムを以下の記事でご紹介しています。あわせてご確認ください。
ぶつからないをサポート。3つのカメラでいのちを守る最新のアイサイト
フロントガラスの上部にカメラが3つ付いていて、常に前方や前側方を見守り、ぶつからないようにサポートしてくれます。
- うっかり目を離してしまったときに前方の車に
- 交差点の出会い頭で
- 右折時の対向車線の直進してくる車
など気をつけていてもうっかりしたときや、見通しが悪い場合にアイサイトがあるおかげで助かるケースがあります。
スバルは、必要とされていなかった時から車に安全を追求してきました。
ですので、安全意識やその機能は、他メーカーにはない一日の長があります。
万が一衝突しても、潰れにくいボディの設計や、歩行者を守る車の外に展開するエアバックなど、自他ともにいのちを守る意識が車に現れています。
高速道路の運転が本当に楽
先ほどのアイサイトはぶつからないサポートをするだけでなく、高速道路ではアクセル、ブレーキ、ハンドル操作までアシストしてくれます。
よくクルーズコントロールと言って、ハンドルで車速や車間距離をセットすると足を離しても車が進んでくれる、その機能です。
個人の見解ですがこの精度はスバルが群を抜いて高いです。人間が運転をするよりもうまいんじゃないかというほどです。
前方車両との車間距離も数段階で設定でき、アクセル、ブレーキの加減速もとても上手です。
また、車線の中央を維持してくれるのですが、これがカーブに入っても安心できるのが素晴らしいです。
加えて、上位車種であるレガシィアウトバックには、アイサイトXという機能があります。
ポイントは、高速道路運転時の更なる支援機能で、
- 渋滞時ハンズオフ(50km/h以下での手放し)
- カーブ・料金所前減速(クルーズコントロール時に適した速度に落としてくれる)
- 自動での車線変更(ウィンカーを出すと、周囲の車の状況を捉えてハンドルを制御して車線変更してくれる)
があります。
尚、支援機能なので、作動しないケースや性能には限界もありますので、あくまでもドライバーが運転することは前提ですのでお気をつけください。
快適で安定した乗り心地
揺れや雑音が少ないです。
レガシィアウトバックに乗り込んでドアを閉めた時の、車外の音がシャットアウトされた感覚、静けさはすごいです。
もちろん走行中も静かで車内の会話が弾みます。
サスペンションと言われる乗り心地を左右する部品や、遮音材などフラッグシップ車として最上級につくり込まれています。
また、スバル車はクルマの基本パーツが左右対称・一直線に配置されていて、低重心で重量バランスがいいです。
重たいものが高い所にあったり、どちらか一方に偏っているとバランスが悪いですよね。
車は2トン近いものが高速で移動するので、このレイアウトがいかに基本性能を高めるか想像しやすいと思います。
加えて、レガシィアウトバックは4輪駆動です。各タイヤへの力の配分を状況ごとに最適に制御してくれるので、さまざまな道で安定しています。
荷物が積める
出典:スバル公式HP|https://www.subaru.co.jp/media/index.html
車が大きいのでたくさん積めます。容量の表記としては561L(VDL法)です。ゴルフバックが4個入ります。
- 開口部が広い
- 奥行きがある
- 床下のサブトランクやフックなど機能性が良い
といったところで、キャンパーの方々からも好評で魅力的です。
アクセサリーでラゲッジマットをご検討の方は、こちらのレビュー記事をご確認ください。
他にも、ハーマンカードンの高級サウンドシステム(オプション)はまるでライブのような臨場感を与えてくれます。
また、iPadのような大きなナビや、速度メーターが液晶画面で地図表示ができることなど、憧れる高級装備もあります。
詳しくはスバルの公式HPをご確認いただければと思います。
また改めてレポートしていきます。
まとめ
この記事では、スバル【レガシィアウトバック】新型(BT)|おすすめSUVをオーナーレビューについて、ご紹介してきました。
結論、国産クロスオーバーSUVでは唯一無二です。
レガシィアウトバックを選択することで、車に
- 安全
- 上質
- 快適さ
がもたらされ、満足のいくカーライフになると感じます。
レガシィアウトバックをご検討されている方や、車に求めるものの理解を深めたい方の一助になりましたら幸いです。
レガシィアウトバックはこんな方におすすめ
- 安全性を大事にしたい方
- SUVが好きな方
- アウトドアにぴったりな車が欲しい方
- 荷物が積める車が欲しい方
- 上質な乗り心地を求める方
ぜひ快適なカーライフをお過ごしください。