【夢をかなえるゾウ1】笑いあり感動あり!ビジネスパーソン必読の自己啓発ベストセラー|要約・書評
記事をご覧いただきありがとうございます。沖縄リーマンライフです。
今回ご紹介するのは、日本で一番読まれていると言っても過言ではない、自己啓発小説【夢をかなえるゾウ1】です。
夢をなくした平凡な会社員を、関西弁のゾウの神様ガネーシャ(様)が成功に導く、笑いあり感動ありの自己啓発ベストセラーです。
軽快でコミカルな関西弁の語り口とユーモアに満ちた展開が特徴的で、人生においてとても大切な、深い気づきを与えてくれる一冊です。
2007年の刊行以来、多くの人々に愛され、自己啓発書のベストセラーとして定評があります。
ガネーシャ(様)「お前なぁ、このままやと2,000%成功でけへんで。」
この言葉が気になった方はぜひ読んでみてほしいです。
こんな方にもおすすめです
- 成功・成長したいが、どこから始めれば良いか分からない人
- 成功するための行動を知りたい人
- 目標を立てても続けられない人
- 前向きになりたい人
- 自己啓発書を堅苦しく感じる人
- 笑いながら学びたい人
ストーリーの中で、ガネーシャ(様)から主人公に課題が出されます。
それはそれほど難しいものではないのですが、中々できている人はいないなぁとしみじみ思うようなことで、人生を大きく変える効果を持つものです。
出題される課題は、過去に大きな仕事を成し遂げた偉人たちも通過したものだそうで、読み終えると「まずは行動してみよう」と前向きな気持ちになります。
日常の些細な行動の積み重ねが、未来を変えるきっかけになるというメッセージを楽しく学べる一冊なので、ぜひ手に取ってみてください。
【夢をかなえるゾウ1】要約
主人公は平凡な若手会社員。
「もっと成功したい」と願うものの、何をやっても中途半端なまま日々を過ごしているような状態で、ただ周りの成功した人たちをうらやむだけでした。
そんな彼の前に、突如インドの象の神様・ガネーシャ(様)が現れ、成功するためのコーチングを流れで受けることになります。
ガネーシャ(様)はなぜか関西弁で、甘いもの(特にあんみつ)が大好き。過去にはニュートン、孔子、ナポレオン、ビルゲイツなど歴史上の偉人を育ててきたと言います。
主人公は最初こそガネーシャ(様)の教えに半信半疑ながらも、一つ一つの課題に取り組んでいきます。その過程で自身の価値観や行動が変化し、人生に前向きな変化を起こしていく様子が描かれています。
そんなガネーシャ(様)と主人公の成功までのストーリーに、我々読者がたくさん学べる内容になっていて、笑いあり感動ありの自己啓発×小説という新しいジャンルを開拓した書籍です。
本書の基本情報
夢をかなえるゾウ1は2007年8月に発売されました。
文庫本で全398ページありますが、物語は軽快でテンポ良く進んでいきますので、じっくり読んでも5時間程度で読み切れます。
- 愛知県生まれ
- 慶応義塾大学経済学部卒
- 著書
- 【夢をかなえるゾウ】シリーズ
- 【人生はニャンとかなる!】シリーズ
- 【たった一通の手紙が、人生を変える】
- 【雨の日も、晴れ男】など
【夢をかなえるゾウ1】ガネーシャの課題
ガネーシャ(様)はユーモラスで親しみやすいキャラクターですが、伝える内容はシンプルで実践的なものばかりで、以下のような教えがあります。
- 靴をみがく
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分におさえる
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- ただでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報を見る
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する
- 毎日、感謝する
簡単そうなことで誰でもやることができますが、続けるのは難しかったりしますよね。
この課題の背景も含めて理解し、愚直に継続できる人が成功するんだろうなと感じさせられます。
【夢をかなえるゾウ1】感想とレビュー
【夢をかなえるゾウ1】は、自己啓発書としての実用性とエンターテインメント性を兼ね備えた、笑いあり感動ありの最高の本でした。
●ユーモアと親しみやすさ
ガネーシャ(様)の関西弁と軽妙な語り口が物語全体を明るくし、自己啓発書にありがちな堅苦しさがありません。笑いながらも深いメッセージを受け取れる点が秀逸です。
●実践的な教え
本書の教えは日常生活で即実行できる具体的なアクションが多く、読者が「やってみよう」と思える内容になっています。
例えば「靴を磨く」などの行動は、小さな成功体験を積む第一歩として説得力があります。営業職の方でさえも、最近靴磨いてないなあと感じることもあるのではないでしょうか。
誰でもやれることをやる、そして継続することが大事なんでしょうね。案外やれていない人が多いのも事実だと思います。
●物語形式で伝えるメッセージ
ストーリー仕立てで進むので、自己啓発に馴染みのない方でも飽きることなくどんどん読み進められます。
主人公の成長に共感、いや没入してしまいます。主人公の名前がないのもそうさせるのでしょうね。
印象に残った箇所
「運が良いと口に出して言う」
自分にとってうれしくないことが起きても、まず嘘でもいいから運が良いと思う、口に出してもいいくらい。というもの。
これは、失敗したことを失敗と思っていない、むしろ失敗とわかることが学びであり、次の準備ができるし、成功に近づいているという考えです。
だから運が良い。
確かにそうだなと感じますし、運が悪いと思ってしまったらそれ以上の発展はなく、また同じ失敗を繰り返してしまいますよね。
運が良いと嘘でも思うことで、自分の身に起きたことから何かを学ぼうと考えだして、世の中、自然の法則を学び、準備ができるようになり成長するなと思います。
実際に運が良いという話も、運が回ってきたときに準備ができていたから応えられて掴めたとも言えます。
運が良かったと言いますが、その確率を高める努力をもしかしたらできるのかもしれないと感じた次第です。
読者の評価
Amazon、楽天、ブクログなどレビューサイトを見ていても、どれもレビュー数も多く満点に近い高評価です。
読みやすさや本質を捉えた課題に納得のコメントが多い印象です。
今の時点からすると、意外と昔の本だったのかというコメントや、昔学生の頃に読んだきりで社会人の今読むとまた違った感想を抱けそう。
など期待が膨らむ様子も見受けられました。
まとめ
今回は【夢をかなえるゾウ1】笑いあり感動あり!会社員必読の自己啓発ベストセラー|要約・書評についてご紹介してきました。
ぜひ皆さんも【夢をかなえるゾウ1】を読んで、ガネーシャ(様)の課題を日常に取り入れてみてください。
やると決断する、そして継続することで成功に向けた行いを積み重ねていきたいです。また、忘れてしまいがちですから、たまに読み返して行動を見直すのも良いと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!